【専門部会1】歩行運動療法専門部会

本学会では2020年度より、認知行動療法とバイオメカニクスの観点から新たに開発された姿勢改善の医療機 器デバイスを用いた歩行運動療法に特化した医療従事者向け「歩行運動療法指導士」養成講座と、健康経営、健康予防促進関連事業者向けに本医療機器機器取扱い資格を有する上で必須の基本概念を習得する「健康予防アドバイザー」社会人養成講座を同時に新設いたします。
このプロジェクトは首都大学東京健康福祉学部との生活に根ざした予防医療をテーマに、より広い領域での研究を行っており、この度、最も基本的な歩行運動療法を効率的に行えるデバイス研究とそのデバイスを活用した運動療法・評価プログラムの開発が基になっております。
【 カリキュラムは首都大学東京/健康福祉学部理学療法士学科で作成中 】

「歩行運動療法プログラム」とは
本学会が定める評価プログラムに医療機器デバイス「ファンクショナルハーネス」 (医療機器区分: 第3種 QMS非能 動型牽引ハーネス)を用い、個別機能訓練に導入することで厳格な評価を均一的かつリア ルタイムに解析ができ、より安全で効果的な成果が期待できます。また指導員の新たなスキル向上にも繋がり、リハビリ現場での効率性を高めることにも繋がる新たな運動療法プログラムです。特に通所リハビリ、デイサービスにおける個別機能訓練指導においても、より安全且つ効率的に行う上で歩行・バランス訓 練を中核に構成されたプログラムですので医療系指導者の元、介護・ヘルパー職の方も学ぶ(健康予防アドバイザー資格として)ことが可能です。

受講対象者
「歩行運動療法指導士」は、循環器、整形、産科、呼吸器、歯科、精神科など、運動療法を治療・リハビリの一環として活用する医療従事者を対象とします。 「健康予防アドバイザー」は、健康予防において運動療法を取り入れるために必要な知識とデバイスの取扱 い方法を学びます。健康寿命、健康経営関係者及び今後取組みを考えてる一般の方を対象とします。


「歩行運動療法指導士」
運動療法指導が循環器、整形、産科、呼吸器、歯科、精神科などをはじめとする広範囲のリハビリ領域に至るので医療従事者を対象としています。

「健康予防アドバイザー」
この資格は主に企業の健康経営、健康関連事業、サービスに従事する方々もしくはこれから従事する予定の方々が対象で、広く一般に向け予防医学的見地から心と身体の相互メカニズムについて学べる社会人のための講座です。